「実は・・・」っていうのが怖いので
先週末は、いわきの実家に帰っていました。
平の街も、だいぶ活気が出てきたようで。
ただ、放射線値が多少気になります。
放射線値は右肩下がりで、原子炉建屋からでている湯気についても、覆いを作るそうで。今後、また、大きく放射線値が上がる可能性も低そうです。
ということは、これまでに放出された放射性物質、特に地震直後の爆発で飛び散ったものが、どんな悪影響を周囲の環境に及ぼすかが問題となるのかもしれません。
それと、汚染水ですね。これが、海と浜辺と地下水、川に、どんな影響を与えるかです。
海水に入った放射性物質は希釈され、空気中のものも拡散されるので、とりあえず、大人が生活することに関しては大丈夫と考えていいかもしれません。
ただ、赤ちゃんや小さなお子さん、妊娠している女性に関しては、慎重な対応がなおも必要かもしれません。
一時は、「いわきのまちは、もう住めなくなるのもしれない」と深刻な状況に悩んだものですが、どうやら、「また、住めるようになりそう」という感じになってきました。
ただ、私の家内も、子供もいわきに遊びに行くことに関してはやはり、逡巡しているようです。
そりゃそうです。これまで、「実は、こうだったんだよね」なんていうことがたくさん後になって発表されたわけで。
「実は、メルトダウンしてたんだよね」とか。「実は、メルトスルーも起こしてたんだよね」とか。
今後、「実は、いわきの本当の放射線値は、もっと高かったんだよね」なんてことを後になってから発表されたら怖いので、とりあえず、あと半年ぐらいは様子をみてから家族をいわきに連れて行こうと思う、今日この頃です。