いわき市台風被害掲示板★南相馬、浪江町、双葉町、錦、勿来等 -214ページ目
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ヒアリングを伸ばすには

 英会話の面白いところは、勉強したことのないひとは「あの人ペラペラ」とか言って、話すスピードを問題にします。
 でも、実際に最も重要なのはヒアリング(リスニング)ですよね。相手の言うことが聞き取れなくては、いくら話せてもだめなのですから。

 逆に、話す訓練が十分でないひとでも、聞き取りが上手な人は、知っている単語の範囲内で、コミュニケーションが可能です。

 ただ、ここで重要なことは、「それなら、とにかく聞く練習が大事」と思わないことです。


 じゃあ、ヒアリングだけやろう、と思った人。多いでしょう。実は私もそうしました。でも、壁にぶち当たって。壁にぶち当たると、テープの音を必要以上に大きくしたり、何度も聞いたり(それは大事なことではあるのですが)

 実は、どうしても聞き取れない時に、有効な方法は、そのフレーズを話してみることです。自分でその音を出す努力をしていると、その音がどういう構造になっているのかを身体(耳かな?)が覚えてくれます。そうなると、次にその音を耳にした時に、耳が勝手に聞き取ってくれるようです。

 ヒアリングが伸びないと、あせって、テープレコーダーの音を大きくしたりして聞き取ろうとしますよね。僕は、それをやりすぎて耳鼻科に行くハメになりました。でも、それより、テープの内容を自分で復唱してみることです。

 最初はテープ通りのスピードで復唱するのは無理だと思いますが、何度もやっているうちに、口がついていくようになります。そうすると、耳もよくなるようです。(脳みそがその音を覚えるのかもしれませんね)

 そのフレーズをきれいに言えるようになった頃、そのフレーズが聞き取れるようになっているはずです。

 聞こえなかったら、その音を真似てみること。これは早道です。

ヒアリングマラソン

 ヒアリングマラソンのレベルを一つ落としたら、効果は絶大でした。聞こえてくる英語の意味が理解できるのです。ネイティブスピーカーのスピードよりだいぶ遅いのですが、それでも、当時の実力にちょうど合っていました。

 脳の中に英語の回路ができはじめたのがわかりました。

 「あとは、この回路のスピードを上げていけばいいんだな」。そう実感しました。

 ヒアリングマラソンのレギュラーバージョンをやった一年間は、無駄だったのかなと当時考えましたが、今はそうは思いません。

 当時、言葉の固まりにしか聞こえなかった雑音が、今、どう聞こえるのか? それを確認するのは、とても楽しいことです。

 もちろん、今は、はっきり聞こえます。聞いていて「こんなにゆっくり話しているのに当時はなぜ聞こえなかったのか」と思えるほど。

 教材というのは、難しいものでも、捨てずに取っておけば、必ず役に立ちますね。聞き取れずに苦しんでいた当時の自分の姿を思い出しながら、懐かしい思いで古いテープを取り出すことが多いです。著者: アルクヒアリングマラソン
タイトル: 英語ヒアリングバイブル
著者: 松岡 昇
タイトル: 続 日本人は英語のここが聞き取れない - 1000時間ヒアリングマラソンのデータが明らかにする 週間で変わる実力強化トレ (2)

英会話をはじめたころ

英会話を始めたころ、誰でも考えるのは、「英会話教室に行きたいけど、恥をかきたくないから、少し独習して、自信が持てるようになったら行こう」ってこと。
 でも、僕の経験で言うと、「自信が持てるようになる」という日は、永久に来ません。12年もやってきたけど、少なくてもまだ来ない。

 それでも、ヒアリングマラソンを買ってきて、毎日、通勤時間の往復2時間、聞いてました。

 一年たって、やっと、連続して固まりとして聞こえた雑音が、バラバラに聞こえるようになって。でも、そこから意味が取れるようになるのは、ずっと先でした。

 英語が聞こえても、それを瞬時に理解する(日本語に訳すではなく)、その言葉の意味がわかるまで時間がかかります。それがわからないうちに次の言葉(言葉の固まり)が聞こえてくると、もうしっちゃかめっちゃかなんだよね。

 そこで、翌年は、ヒアリングマラソンのレベルを一つ落として、やり直しました。
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